スピッツがドッグフードを食べた後に吐く場合、早食いや食べ過ぎ、急なフード変更、食後すぐの運動などが原因として考えられます。ただし、胃腸の病気、誤飲、中毒などが隠れている可能性もあるため、嘔吐の回数や吐いたものの状態、愛犬の元気や食欲を確認することが重要です。
この記事の結論
- 食後すぐに未消化のフードを吐く場合は、早食いや食べ過ぎが関係していることがあります。
- 給餌量を減らして回数を分け、食後は落ち着いて過ごさせることが基本対策です。
- 繰り返し吐く、血が混じる、元気がない場合は、フードを変更する前に動物病院を受診してください。
スピッツがドッグフード後に吐く主な原因
スピッツが食後に吐く原因は一つとは限りません。吐いた直前の食事量や食べる速さ、フードを変更した時期、運動の有無などを振り返りましょう。
| 考えられる原因 | 見られやすい状況 |
|---|---|
| 早食い・丸飲み | 食後すぐに未消化のフードを吐く |
| 食べ過ぎ | 一度に多く与えた後に吐く |
| 急なフード変更 | 切り替え後に嘔吐や軟便が始まる |
| 食後の運動・水の一気飲み | 食後に走った後や大量に水を飲んだ後に吐く |
| フードが体質に合わない | 同じフードで嘔吐や下痢を繰り返す |
| 胃腸疾患・誤飲・中毒など | 繰り返し吐く、元気や食欲が低下する |
早食いや丸飲み
勢いよくフードを食べると、十分にかまずに飲み込んだり、空気を一緒に飲み込んだりして、食後すぐに吐き戻すことがあります。未消化の粒がほぼそのまま出てくる場合は、食べる速さを確認しましょう。
早食い防止用の食器を使う、広い皿にフードを広げる、少量ずつ数回に分けて与えるといった方法があります。
一度に与える量が多い
一日の適正量を守っていても、一回の給餌量が多すぎると胃に負担がかかります。特に食後に吐きやすい場合は、一日分のフードを三回程度に分ける方法を検討してください。
体重管理も必要な場合は、スピッツのダイエット向けドッグフードおすすめと給餌量管理完全ガイドも参考になります。
フードを急に切り替えた
新しいドッグフードへ急に変更すると、消化器が変化に対応できず、嘔吐や軟便が起こることがあります。切り替える際は、現在のフードに新しいフードを少量ずつ混ぜ、愛犬の便や体調を確認しながら段階的に割合を増やしましょう。
粒の大きさや硬さが合っていない
粒が大きすぎる、硬すぎる、形状が食べにくいと、丸飲みや早食いにつながる場合があります。小粒の商品へ変更するほか、獣医師から水分制限を受けていなければ、少量のぬるま湯でふやかす方法もあります。
食後すぐに運動している
食後すぐに走ったり興奮したりすると、吐き戻しにつながることがあります。食後は激しい運動や遊びを避け、落ち着いて休ませましょう。水を勢いよく飲む場合は、一度に大量に与えず様子を見ながら飲ませます。
フードの原材料が体質に合っていない
特定の原材料を食べた後に嘔吐、下痢、皮膚のかゆみなどを繰り返す場合は、食物への反応が関係している可能性があります。ただし、症状だけで食物アレルギーと判断することはできません。
自己判断で原材料を次々に除外するのではなく、獣医師に相談したうえで食事内容を見直してください。詳しくは、スピッツのアレルギー対策ドッグフードの選び方で解説しています。
嘔吐と吐き戻しの違い
飼い主から見ると同じように見えますが、胃の内容物を吐く「嘔吐」と、食道から食べ物が戻る「吐き戻し」では、考えられる原因が異なります。
| 確認項目 | 嘔吐 | 吐き戻し |
|---|---|---|
| 吐く前の様子 | 吐き気、よだれ、腹部の動きが見られることがある | 前触れが少なく突然出ることがある |
| 吐いたもの | 消化途中のフード、液体、泡など | 未消化のフードがまとまって出ることがある |
| 起こる時期 | 食後すぐから数時間後までさまざま | 食後比較的早い時期に起こりやすい |
見分けがつかない場合は、吐く前後の様子を動画で撮影し、吐いたものの写真と一緒に獣医師へ見せると状況を伝えやすくなります。
家庭でできるドッグフードの与え方
一回の量を減らして回数を増やす
一度に食べる量を減らし、一日の給餌量を複数回に分けます。ただし、回数を増やしても一日の合計量が増えないよう、あらかじめ一日分を計量しておきましょう。
早食いを防止する
早食い防止用の食器や知育型の給餌器を使い、食べ終わるまでの時間を延ばします。食器を変えた際は、愛犬が無理なく食べられているか確認してください。
フードは段階的に変更する
新しいフードへ変更する場合は、現在のフードに少量ずつ混ぜます。途中で嘔吐や下痢が起きた場合は切り替えを中断し、症状が続く場合は動物病院へ相談してください。
食事記録をつける
食べたフードの種類、給餌量、時刻、嘔吐した時刻、便の状態、元気や食欲を記録しておくと、原因を探る手がかりになります。
嘔吐しやすいスピッツのドッグフード選び
ドッグフードを選ぶ際は、広告上の印象だけでなく、愛犬の年齢、体重、活動量、持病、便の状態などを考慮する必要があります。
食べやすい粒の大きさを選ぶ
粒が大きいと丸飲みしやすい場合は、小粒の商品を検討します。ただし、小粒でも勢いよく飲み込む犬はいるため、食器や与え方も同時に見直しましょう。
脂質やカロリーを確認する
高脂質のフードが合わない犬もいます。現在食べているフードの成分値や給餌量を確認し、変更が必要か獣医師へ相談してください。
年齢に合った栄養設計を選ぶ
子犬、成犬、シニア犬では必要な栄養量が異なります。高齢のスピッツについては、スピッツのシニア向けドッグフードおすすめ3選と選

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