シーズーが痩せすぎていて太らせたいとき、まず大切なのは高タンパク・高カロリーで消化吸収に優れたドッグフードを選ぶことです。本記事では、シーズーの適正体重の確認方法から、痩せすぎの原因、健康的に体重を増やすためのおすすめドッグフード3選、食事以外の工夫まで一気通貫で解説します。
【結論】シーズーを健康的に太らせたいなら「高タンパク×高消化性」のフードが最適
シーズーが痩せすぎている場合、ただカロリーの高いフードを与えればよいわけではありません。シーズーは短頭種で皮膚トラブルやアレルギーを起こしやすい犬種のため、動物性タンパク質が豊富で、消化吸収に優れ、かつ皮膚の健康にも配慮されたフードを選ぶことが健康的な体重増加への近道です。
結論として、シーズーを太らせたいときにおすすめのドッグフードは以下の3つです。
| 順位 | 商品名 | カロリー(100gあたり) | タンパク質 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | カナガンドッグフード チキン | 376kcal | 29%以上 | 高タンパク・高脂質で体重増加向き。グレインフリー |
| 2位 | モグワンドッグフード | 361.5kcal | 27%以上 | チキン&サーモンのWタンパク。バランス型 |
| 3位 | ミシュワン小型犬用 | 352kcal | 21.5%以上 | 小型犬に特化した小粒設計。関節ケア成分配合 |
なかでもモグワンは、高タンパクながらカロリーが高すぎず、シーズーの皮膚ケアにも嬉しいサーモン由来のオメガ3脂肪酸を含み、体重を増やしつつもトラブルを起こしにくいバランスのよさが魅力です。
そもそもシーズーの適正体重は?BCSで痩せすぎチェック
シーズーは一般的に成犬の適正体重が4.5kg〜8.0kgとされており、個体差がかなり大きい犬種です。体重だけでは痩せすぎかどうかを正確に判断しにくいため、獣医療の現場で広く使われているBCS(ボディコンディションスコア)を活用しましょう。
BCSは犬の体型を1〜5段階(または1〜9段階)で評価するもので、5段階スケールの場合、以下のように判定されます。
| BCS | 体型 | 見た目・触感の目安 |
|---|---|---|
| 1(痩せすぎ) | 削痩 | 肋骨・背骨・腰骨が見た目ですぐわかる。脂肪がほとんどない |
| 2(やや痩せ) | 体重不足 | 肋骨に容易に触れる。上から見るとウエストがくびれすぎている |
| 3(理想的) | 標準 | 肋骨は薄い脂肪越しに触れる。上から見て適度なウエストがある |
| 4(やや太め) | 体重過多 | 肋骨に触れにくい。ウエストのくびれが不明瞭 |
| 5(肥満) | 肥満 | 厚い脂肪に覆われ肋骨に触れない。腹部が垂れ下がっている |
シーズーは被毛が長くふわふわしているため、見た目だけでは体型を判断しづらい犬種です。必ず手で直接触って確認することが重要です。愛犬の背骨や肋骨がゴツゴツと簡単に触れる場合、または上から見て腰のくびれが極端に目立つ場合はBCS1〜2の「痩せすぎ」に該当する可能性があります。まずは獣医師に相談し、病気が原因でないかを確認した上で、食事による体重増加に取り組みましょう。
シーズーが痩せてしまう原因6つ
シーズーは一般的に「太りやすい犬種」とされていますが、実際には痩せすぎで悩む飼い主さんも少なくありません。痩せの原因を正しく把握しなければ、いくらフードを変えても効果が出ないことがあります。主な原因を解説します。
1. 食が細い・少食タイプ
シーズーには生まれつき食に興味が薄い個体がいます。とくにシーズーは嗜好性にこだわる傾向が強く、フードの匂いや食感が好みでないと食べ残しが続くことがあります。パッケージに記載されている給餌量の7割以下しか食べないような場合は、フードの種類や形状を見直す必要があるでしょう。シーズーがドッグフードを食べない原因7つと今日からできる対処法もあわせてご覧ください。
2. 消化吸収がうまくいっていない
しっかり食べているのに太らない場合、腸内環境の悪化や消化吸収の問題が考えられます。便がゆるい、量が極端に多い、未消化のフードが混じっているなどの症状があれば、消化吸収率の高いフードへの切り替えや、乳酸菌・オリゴ糖を含むフードを試してみることをおすすめします。
3. 給餌量が足りていない
意外と見落としがちなのが、そもそもの給餌量不足です。フードのパッケージに記載された給餌量はあくまで目安であり、運動量や代謝の個体差によっては推奨量では足りないことがあります。カロリー計算を行い、愛犬に必要なエネルギー量を正確に把握することが大切です。
4. シニア期の筋肉量低下
シーズーは10歳を超えるとシニア期に入り、筋肉量が徐々に低下して痩せてくることがあります。老犬が痩せる原因は加齢による代謝変化だけでなく、歯の問題でフードを食べにくくなっていたり、嗅覚の衰えで食欲が落ちていたりすることもあります。シニア犬の場合はウェットフードやぬるま湯でふやかしたフードを活用するとよいでしょう。
5. ストレスや環境変化
引っ越し、新しいペットの追加、家族構成の変化など、環境のストレスが原因で食欲が低下し痩せることがあります。シーズーは飼い主との絆が深い犬種のため、飼い主の不在時間が長くなるだけでも食が細くなるケースが報告されています。
6. 病気が隠れている
急激な体重減少や、食べているのに痩せ続ける場合は、甲状腺機能低下症、消化器疾患、寄生虫感染、腫瘍などの病気が潜んでいる可能性があります。フードを変える前に、まず獣医師の診察を受けることを強く推奨します。特にシーズーはクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)にかかりやすい犬種でもあるため、体重変動がある場合は注意が必要です。
シーズーを太らせたいときのドッグフード選び5つのポイント
シーズー特有の体質を考慮した上で、体重増加を目的としたフードを選ぶ際にチェックすべきポイントを解説します。
ポイント①:動物性タンパク質が主原料で高タンパクであること
筋肉量を増やして健康的に体重を増やすためには、良質な動物性タンパク質が欠かせません。主原料にチキン、サーモン、ラムなどの肉・魚が使用されており、タンパク質含有率が25%以上のフードを選びましょう。穀物が主体のフードは消化に負担がかかりやすく、シーズーのアレルギーリスクも高めるため避けた方が無難です。
ポイント②:脂質15%前後でカロリーが高めであること
効率的に体重を増やすには、カロリー密度の高いフードが有効です。脂質は炭水化物やタンパク質の約2.5倍のカロリーを持つため、脂質15%前後のフードを選ぶと無理なくカロリー摂取量を増やせます。ただし、シーズーは膵炎のリスクもあるため、極端に脂質が高すぎるフード(20%以上)は避け、チキンオイルやサーモンオイルなど良質な脂質源を使用しているものを選んでください。
ポイント③:消化吸収に配慮された設計であること
いくら高カロリーのフードを与えても、消化吸収されなければ意味がありません。腸内環境を整える乳酸菌やフラクトオリゴ糖が配合されているフードや、消化しやすい原材料を使っているフードがおすすめです。グレインフリー(穀物不使用)のフードは穀物アレルギーの心配がないだけでなく、一般的に消化性にも優れています。
ポイント④:皮膚・被毛ケア成分が含まれていること
シーズーは皮膚トラブルや涙やけが多い犬種です。体重を増やすことに集中するあまり、皮膚の健康をおろそかにしてしまっては本末転倒です。オメガ3脂肪酸(サーモンオイル由来など)やオメガ6脂肪酸が適切に配合されたフードは、皮膚・被毛の健康維持に役立ちながら体重増加もサポートしてくれます。
ポイント⑤:食いつきのよさ(嗜好性が高いこと)
そもそも食べてくれなければ始まりません。食が細いシーズーの食いつきを引き出すためには、肉や魚の含有量が多くて香りが豊かなフードを選ぶことが重要です。ヒューマングレードの原材料を使用しているフードは、素材そのものの風味が活かされているため嗜好性が高い傾向にあります。
シーズーを太らせたいときのおすすめドッグフード3選
ここからは、上記の選定基準をすべて満たし、実際に口コミでも「体重が増えた」「食いつきがよい」と評価の高いドッグフードを3つ紹介します。
第1位:カナガンドッグフード チキン — 高カロリー×高タンパクで体重増加に最適
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| カロリー | 376kcal/100g |
| タンパク質 | 29%以上 |
| 脂質 | 15%以上 |
| 主原料 | チキン生肉26%、乾燥チキン25% |
| 特徴 | グレインフリー、ヒューマングレード、フラクトオリゴ糖配合 |
| 内容量 | 2kg |
| 通常価格(税込) | 5,456円 |
| 定期価格(税込) | 4,910円〜4,364円 |
| 販売会社 | 株式会社レティシアン |
カナガンは、今回紹介する3商品の中で最もカロリーが高く(376kcal/100g)、タンパク質含有率も29%以上と群を抜いています。チキンの含有量が全体の50%以上を占めており、動物性タンパク質が豊富なため、効率的に筋肉量を増やしながら体重増加を目指すことができます。
グレインフリー設計でアレルギーに配慮しつつ、フラクトオリゴ糖が腸内環境をサポートするため、消化吸収の面でもシーズーに適しています。また、サーモンオイルが配合されているため、オメガ3脂肪酸による皮膚トラブル・涙やけへのケアも期待できます。
口コミでは「食いつきがよく、いい具合に肉がついてきた」「穀物不使用で高タンパク質、犬の体調をよく考えている」という声がある一方、「匂いがきつい」「価格が高い」という声もあります。匂いの強さは肉含有量が多いことの裏返しでもあり、食が細い犬の食いつきを引き出すメリットにもなります。
第2位:モグワンドッグフード — バランス型でシーズーとの相性抜群
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| カロリー | 361.5kcal/100g |
| タンパク質 | 27%以上 |
| 脂質 | 10%以上 |
| 主原料 | チキン&サーモン56.5%(放し飼いチキン生肉21%、生サーモン12%、乾燥チキン12%、乾燥サーモン7.5%、チキングレイビー2%、サーモンオイル2%) |
| 特徴 | グレインフリー、ヒューマングレード、オメガ3脂肪酸豊富、乳酸菌配合 |
| 内容量 | 1.8kg |
| 通常価格(税込) | 5,456円 |
| 定期価格(税込) | 4,910円〜4,364円 |
| 販売会社 | 株式会社レティシアン |
モグワンはチキンとサーモンの2種類の動物性タンパク質を組み合わせた「Wタンパク」設計が最大の特徴です。サーモン由来のオメガ3脂肪酸が豊富に含まれているため、体重を増やしたいけれど皮膚トラブルや涙やけも気になるというシーズーの飼い主さんにとって、最もバランスのとれた選択肢です。
脂質は10%以上とカナガンに比べてやや控えめですが、カロリーは361.5kcal/100gと十分な水準です。シーズーは本来太りやすい体質の犬種であるため、急激な脂質過多による膵炎リスクを抑えつつ穏やかに体重を増やしていくには、むしろモグワンの脂質バランスが理想的といえるでしょう。
口コミでは「偏食気味の愛犬が初日から完食した」「毛並みが良くなった」と高評価を得ている一方、「価格が高い」「粒が小さくて丸飲みする」という声もあります。丸飲み対策としてはフードボウルに障害物を入れるスローフィーダーの活用が効果的です。
第3位:ミシュワン小型犬用 — 小粒設計で食べやすさ重視
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| カロリー | 352kcal/100g |
| タンパク質 | 21.5%以上 |
| 脂質 | 9.5%以上 |
| 主原料 | 肉類(鶏肉、馬肉、鶏レバー)、大麦、玄米、鰹節、大麦ぬか、ビール酵母など |
| 特徴 | 小型犬用小粒設計、国産、グルコサミン・コンドロイチン配合、乳酸菌配合 |
| 内容量 | 1kg |
| 販売会社 | 株式会社ミシュワン |
ミシュワン小型犬用は、小型犬の口に合わせた小粒設計と国産原材料を使用している点が特徴です。シーズーのような短頭種は口が大きく開きにくいため、小粒のフードの方が食べやすく、食いつきの改善につながることがあります。
カロリーやタンパク質は上位2商品に比べるとやや控えめですが、馬肉を含む複数の動物性タンパク源を使用しているため、アミノ酸バランスに優れています。また、グルコサミンとコンドロイチンが配合されているため、関節ケアが必要なシニア犬にも適しています。腸内環境を整える乳酸菌も配合されており、消化吸収のサポートも期待できます。
カナガンやモグワンに比べると知名度は低めですが、「国産で安心」「小粒で食べやすそう」という理由で選ぶ飼い主さんが増えています。グレインフリーではなく大麦・玄米を使用しているため、穀物アレルギーのあるシーズーには注意が必要です。
口コミ・評判から見る「シーズー×体重増加」のリアルな声
実際にシーズーの体重増加を目的としてフードを切り替えた飼い主さんの口コミをまとめました。
カナガンの口コミ
「評判のよかったカナガンを試してみたところ、食いつきもよく便もしっかりして、いい具合に肉もついてきました」というAmazonレビューは、まさにシーズーの体重増加を目指す飼い主さんにとって参考になる体験談です。5年以上継続しているユーザーからは「即効性があるフードではなく、一生安心して与えられるドッグフード」という声も上がっており、長期的な視点での健康管理に適していることがわかります。
一方で「匂いがきつい」という指摘は複数のレビューに見られます。これは動物性原材料の含有率が高い証でもありますが、飼い主さんの好みが分かれるポイントです。保管は密閉容器を使い、冷暗所に置くことで匂いの拡散を軽減できます。
モグワンの口コミ
モグワンについては「偏食気味のワンちゃんでも完食した」という食いつきに関するポジティブな口コミが非常に多く見られます。また「毛並みが良くなった」「涙やけが軽減された」という声も多く、シーズー特有の皮膚トラブルへの効果を実感している飼い主さんが目立ちます。
ネガティブな口コミとしては「価格が高い」という声が多いものの、「品質を考えれば納得」「定期購入で割引を活用すれば続けられる」という意見もあります。
ミシュワン小型犬用の口コミ
ミシュワン小型犬用は「小粒で食べやすそう」「国産で安心感がある」という好意的な声が多い一方、「タンパク質がもう少し高い方が嬉しい」「内容量が1kgと少ないのでコスパが気になる」という声もあります。食が細い小型犬には、食べやすいサイズ感が食いつき改善の決め手になることがあるため、まず試してみる価値はあるでしょう。
こんなシーズーの飼い主さんにおすすめ
ここまで紹介した3つのフードについて、愛犬の状態や飼い主さんの優先事項別に、どのフードを選ぶべきかを整理しました。
カナガンがおすすめな方
とにかく効率よくカロリーを摂取させて体重を増やしたい方、若くて運動量があるシーズーの飼い主さん、穀物アレルギーが心配な方に最適です。376kcal/100gという高いカロリー密度とタンパク質29%以上の栄養価により、少ない量でもしっかりエネルギーを摂取できます。
モグワンがおすすめな方
体重を増やしたいけれど皮膚トラブルや涙やけも同時にケアしたいという方に最もおすすめです。サーモン由来のオメガ3脂肪酸が皮膚の健康を支えながら、チキンとのWタンパクで筋肉量の増加をサポートします。シーズーは皮膚疾患の発症率が高い犬種であるため、「太らせたい」と「皮膚ケア」の両方を叶えたい飼い主さんにはモグワンが最も適しています。
ミシュワン小型犬用がおすすめな方
国産原材料にこだわりたい方、フードの粒が大きいと食べにくそうにしているシーズーの飼い主さん、関節ケアも同時に行いたいシニアのシーズーの飼い主さんにおすすめです。穏やかにゆっくり体重を増やしていきたいケースに向いています。
ドッグフード以外でシーズーを太らせる5つの工夫
フードの切り替えだけでなく、以下の工夫を組み合わせることで、より効果的に健康的な体重増加を目指すことができます。
工夫①:トッピングでカロリーと嗜好性をアップ
ドライフードにトッピングを加えることで、カロリーを増やしながら食いつきを改善できます。おすすめのトッピングは、茹でたささみや鶏むね肉(タンパク質補給)、サーモンオイル(小さじ1杯で約40kcalのカロリー追加+オメガ3脂肪酸)、ヤギミルク(消化に優しく嗜好性が高い)、ウェットフード少量(香りで食欲を刺激)などです。ただし、トッピングの量はフード全体のカロリーの20%以内に抑え、栄養バランスが崩れないよう注意してください。
工夫②:食事回数を増やす
1回に食べられる量が少ないシーズーには、1日の食事回数を2回から3〜4回に増やすことが効果的です。総量は変えずに回数だけ増やすのではなく、1回あたりの量はそのまま回数を増やして1日の総摂取カロリーを増加させましょう。特に食が細い子やシニア犬には、少量頻回の食事が胃腸への負担も少なくおすすめです。
工夫③:フードをぬるま湯でふやかす
35〜40度程度のぬるま湯でドライフードを10〜15分ふやかすと、フードの香りが強くなり食欲を刺激できます。さらに水分補給にもなり、消化吸収も良くなるため一石三鳥です。特にシニア犬や歯が弱っているシーズーには効果的な方法です。
工夫④:適度な運動で筋肉量を増やす
体重を増やすというと「食べさせること」に意識が向きがちですが、適度な運動で筋肉量を増やすことも重要です。シーズーは激しい運動は得意ではありませんが、毎日15〜20分程度の散歩を続けることで筋肉がつき、健康的な体重増加につながります。運動後は食欲が増すことも多いため、散歩後に食事を与えるルーティンをつくるのもよいでしょう。
工夫⑤:フード切り替えは7〜10日かけて行う
新しいフードに一気に切り替えると、消化不良を起こして逆に体重が減ってしまうことがあります。現在のフードに新しいフードを少しずつ混ぜ、7〜10日かけて徐々に割合を増やしていく方法が安全です。初日は新フード25%+旧フード75%、4日目に50%ずつ、7日目に75%+25%、10日目に完全切り替えというスケジュールが目安です。
他の小型犬種で同じ悩みをお持ちの方は、ポメラニアンを太らせたいときのドッグフードおすすめ5選や痩せすぎのチワワを健康的に太らせたい!ドッグフードの選び方とおすすめ3選、トイプードルを健康的に太らせたい飼い主さん必見!ドッグフードの選び方とおすすめ3選も参考にしてみてください。
獣医師に相談すべきケース
以下のいずれかに当てはまる場合は、フード変更の前に必ず獣医師に相談してください。自己判断でフードを変えるだけでは解決しない場合があります。
まず、1か月で体重が10%以上減少した場合は、病気の可能性が高いため緊急性があります。次に、食欲はあるのに痩せ続ける場合は、消化器疾患や寄生虫感染、内分泌疾患(甲状腺機能低下症、クッシング症候群など)の可能性があります。さらに、嘔吐や下痢が頻繁にある場合、被毛のツヤがなくパサパサしている場合、元気がなくぐったりしている場合なども獣医師の診察を受けるべきサインです。
BCSが1(削痩)に該当する深刻な痩せすぎの場合は、獣医師の指導のもとで栄養計画を立てることを強くおすすめします。
シーズーのフード選びで気になるQ&A
Q. シーズーは太りやすい犬種なのに、なぜ痩せすぎになるの?
シーズーは確かに太りやすい体質とされていますが、それはあくまで「傾向」であり、個体差があります。食が細い子、消化吸収が弱い子、アレルギーで食べられるフードが限られる子、ストレスを感じやすい子など、さまざまな要因で痩せることがあります。また、シーズーは被毛が豊富で実際の体型が見えにくいため、気づいた時にはかなり痩せていたというケースも少なくありません。
Q. 子犬用フードを成犬のシーズーに与えて太らせるのはあり?
子犬用フードは成犬用よりもカロリーや栄養素が高く設定されているため、一時的な体重増加には効果があります。しかし、カルシウムやリンなどのミネラルバランスが成犬向けではないため、長期的に与えるのは推奨されません。体重増加を目的とする場合は、「全年齢対応」のフード(カナガンやモグワンなど)を選ぶ方が栄養バランスの面で安心です。
Q. 手作りごはんや生肉で太らせることはできる?
手作りごはんは食材の鮮度や嗜好性の面でメリットがありますが、栄養バランスを完璧に整えるのが難しく、特にビタミン・ミネラルが不足しがちです。体重増加を目的とする場合、主食は総合栄養食のドッグフードとし、手作りごはんはトッピングや補助的な位置づけにするのが安全です。生肉については、鮮度管理や寄生虫リスクに十分な知識がないまま与えるのは避けてください。
Q. フードを変えてどのくらいで体重増加の効果が出る?
個体差がありますが、フード切り替え後2〜4週間で便の状態や毛並みの変化を実感し、体重の変化は1〜2か月で現れることが多いとされています。体重は週1回のペースで記録し、急激な増減がないかチェックしましょう。1か月経っても変化がない場合は、給餌量の再計算やフードの再検討、獣医師への相談を検討してください。
Q. シーズーの給餌量の目安はどのくらい?
給餌量は体重・年齢・運動量によって異なります。たとえばモグワンの場合、体重5kgの成犬(運動量普通)で1日86g程度が目安です。体重を増やしたい場合は、この目安量に10〜20%を上乗せした量から始め、体重の推移を見ながら調整していくのがおすすめです。ただし一気に量を増やすと消化不良を起こすため、数日かけて少しずつ増量してください。
Q. コスパの良いシーズー向けフードはある?
プレミアムフードは品質が高い分、価格も高めですが、定期購入割引を活用することでコストを抑えられます。カナガンやモグワンは定期購入で最大20%OFFになるため、継続するなら定期がお得です。「品質は保ちつつもう少し価格を抑えたい」という方は、シーズー向け安いドッグフードおすすめ5選もチェックしてみてください。
まとめ:シーズーを健康的に太らせるために今日からできること
シーズーの痩せすぎが気になったら、まずBCSで体型を確認し、獣医師に病気の可能性を除外してもらうことが最優先です。その上で、高タンパク・高カロリーで消化吸収に優れたドッグフードへの切り替えが、健康的な体重増加への最も確実な方法です。
本記事で紹介した3つのフードの中では、体重増加を最優先にしたいならカナガン、皮膚ケアとのバランスを重視するならモグワン、食べやすさと関節ケアを重視するならミシュワン小型犬用がおすすめです。
特にモグワンは、シーズーに多い皮膚トラブルや涙やけへのケア成分(オメガ3脂肪酸)を含みながら、体重増加に十分なカロリーとタンパク質を兼ね備えており、シーズーとの総合的な相性が最も高いフードです。迷ったらまずモグワンから試してみることをおすすめします。

コメント